特殊詐欺で詐取の金を駅のロッカー介して回収か 暴力団員逮捕
2025年1月17日 13時04分
特殊詐欺でだまし取った金を、駅のコインロッカーを介して現金引き出し役の容疑者から回収していたとみられる41歳の暴力団員が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは指定暴力団・住吉会系の暴力団員で、東京 新宿区に住む山岡翔 容疑者（41）です。
警視庁によりますと、去年2月、滋賀県の60代の女性に「医療費の還付がある」などと、特殊詐欺の電話をかけて振り込ませた現金およそ100万円を、ATMから引き出して盗み取ったとして、窃盗などの疑いが持たれています。
山岡容疑者はATMから現金を引き出した疑いで逮捕されている別の20代の容疑者が、都内の東京メトロの駅構内のコインロッカーに入れた現金を、およそ6時間後に回収しに来ている様子が、防犯カメラの映像などで、確認されたということです。
コインロッカーはQRコードをかざして解錠するタイプで、何らかの方法で現金引き出し役の容疑者からQRコードを受け取っていたとみられるということです。
警視庁はほかの特殊詐欺事件にも、現金の回収役として関わっている疑いがあるとみて捜査しています。
容疑者の認否については明らかにしていません。
NHK NEWS WEBより、
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