ウクライナ軍 越境攻撃でロシア西部の約100平方km掌握か
ウクライナと国境を接するロシア西部のクルスク州では、8月6日からウクライナ側が越境攻撃を行い、激しい戦闘が続いているとみられます。
アメリカの有力紙ワシントン・ポストの電子版は8日、ゼレンスキー大統領の顧問の話として、ウクライナ軍による越境攻撃だとしたうえで、これまでにおよそ100平方キロメートルを掌握したと伝えています。
また、数百人を捕虜として拘束し、この地域にあるロシアからヨーロッパへのガス輸送の拠点となっている施設も掌握したとしています。
こうした中、ロシアの独立系メディアは、8日、クルスク州の住民たちがプーチン大統領に支援を訴えているとする動画を伝えました。
住民たちは、プーチン大統領が現地の状況について正しい情報を得ていないとして、「うそのせいで住民が命を落としている。ゲラシモフ参謀総長は状況は制御されていると言ったが、激しい戦闘が続いている」と訴えました。
また、クルスク州に隣接するリペツク州の知事は、9日、ウクライナ軍の無人機による攻撃で爆発が起きて、これまでに9人がけがをしたとSNSに投稿しました。
これに対し、ウクライナ軍は、リペツク州のロシア軍の飛行場にある誘導爆弾を保管する弾薬庫などを攻撃したと発表しています。
ロシア軍がウクライナ東部などで攻撃を強めているのに対し、ウクライナ側からロシア領内を狙った攻撃が続いています。
NHK NEWS WEBより、
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