フィリピン、米国の南シナ海での支援を辞退=参謀総長
By Karen Lema
2024年7月8日午前 10:33 GMT+92時間前更新
[マニラ 5日 ロイター] - フィリピン軍のブラウナー参謀総長は、中国軍による南シナ海の軍拠点への補給任務妨害を巡り、米国からの支援提供の申し出を辞退したことを明らかにした。
南シナ海の岩礁セカンド・トーマス礁では先月17日、フィリピン軍の拠点への物資補給の際に中国海警局の船が意図的に高速で衝突し、フィリピン人船員が負傷した。
ブラウナー氏は4日ロイターに、フィリピンは単独での対応を望んでいると発言。
「米国は支援を申し出ているし、どのような形で協力できるのか打診してきた。ただわれわれは助けを求める前に可能な限りの選択肢を尽くすようにしている」と語った。
フィリピンと米国は1951年に相互防衛条約(MDT)を締結している。米国の一部からは、補給作業に対する米海軍の直接支援の声もでているが、ブラウナー氏は「純粋なフィリピンの作戦」とすることを希望すると発言。
「われわれの国益であり、米国が関与する理由はない」と主張した。
ロイターより
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