貴重な第二大戦の沖縄戦での学徒隊の手記が蘇る
JapanEntertainment media 2024年4月30日
世界平和を願い、歴史を振り返る、、、
貴重な第二大戦の沖縄戦手記である、原作『ずいせん学徒の沖縄戦』最前線に送られた女学生の日記 著作 宮城巳知子 描画 成井俊美
オリジナルの初巻は残念ながら廃刊となってしまいましたが、昨年にデジタル化し、電子書籍にてそのストーリーと真実味が滲む描画が再び出版されました。
出版、編集、翻訳には沖縄の地元出身の俳優、歌手、映像クリエーターのTonny U ehara氏が、描画の成井俊美氏の協力を得て出版に至る。現在も様々な形でコンテンツを製作しており、2024年03月02日には紙媒体とし改訂版は既に発売を開始。英語訳、紙芝居のバージョンも出版を控えている。
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『各地で争いの絶えない情勢のなか、改めて過去の歴史を振り返る事で平和の大切さ、世界が平和な世の中になる事をを心から願います。』TonnyUehara
『平和に向けてこの作品と戦争の恐ろしさを少しでも多くの方々に知ってもらい、平和への道を歩む事を願っています。』成井俊美
宮城巳知子
大正15年沖縄県北谷村に生まれる。昭和20年、学徒動員により県立首里高等女学校ずいせん学徒隊員として従軍。ふりかかる戦火の中、ナゲーラ陸軍野戦病院壕にて、第41期生として卒業式を迎える。ずいせん学徒隊61名中33名が戦死。辛くも一命を保つ。戦後沖縄文教学校卒業後、小学校教師として教壇に立つ。退職後沖縄戦の「語り部」として、反戦平和活動に精力を注いだ。1999年NHK沖縄「沖縄/映像の20世紀」で宮城の平和活動が特集され反響を呼ぶ。現在平和教育の一環として、精力的な講演活動をおこなっていた。
2015年10月31日にその激動の人生を終え戦争で別れた旧友のもとへ旅立った。
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英語訳バージョン
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