CCIとは平均価格からの乖離を表す。 。
もともとは商品先物市場での相場分析に用いられたテクニカル指標。
オシレーター系指標の一つですが、相場の買われ過ぎ/売られ過ぎから逆張りに用いるというよりは、相場の方向性を判断してトレンドフォローに用いることに効果的
CCIには、統計学の平均偏差の考え方が組み込まれています。
一定期間の平均価格の移動平均から、現在値がどれくらい乖離しているかを表します。
計算にはTypical Price(TP)を用い、相場の値動きに敏感に反応する性質があります。
【CCIの計算式】
CCI=(TP-MA)/0.015×MD
TP=(高値+安値+終値)/3
MA=n日間のTPの移動平均
MD=TP-MAの平均偏差
CCIは、平均偏差の考え方をベースにするため価格の振れ幅(ボラティリティ)が反映された形で表され「現在価格がその日の高値・安値・終値の平均値の移動平均から、どれくらいはなれているのか」を記します。
パラメータは14が基本です。期間を短くすると細かな値動きに反応しやすくなり、期間を長くすると比較的ゆったりとした推移に変化。
CCIを順張りに活用する方法 多くのオシレーター系指標は0~100%の間(あるいは-100~+100%の間)で示されます
CCIは数値の上限/下限がありません。
一般的には-100%と+100%にレベルラインが引かれ、それらの水準をトレードの判断に用います。
① CCIでは、、、、、、
+100%を下から上抜けたときに買い。
-100%を上から下抜けた場合に売り。
これにより、トレンドに順張りする形でのトレードができます。
決済については、再び±100%の内側に戻ろうとするところで行うのが一般的。
相場が急激に変化するときはCCIが±100%も±200%も同時に超えるようなことが起こりますが、その場合はトレードを見送る。
② 0 ラインとのクロスも活用できる 0 ラインを、、、、、、
下から上抜けたら「買い」
上から下抜けたら「売り」
* CCI 0% は、一定期間の移動平均と現在値が一致。
CCI 0 ラインを上に抜ける=実勢値と移動平均のゴールデンクロス
CCI 0 ラインを下に抜ける=実勢値と移動平均のデッドクロス
CCI「Commodity Channel Index」(商品チャネル指数)
相場の方向性を判断してトレンドをうまく捉えましょう。
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