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  • 執筆者の写真Uehara Tonny

エリオット波動 実践トレード活用

エリオット波動の基本形は、「推進5波・修正3波」

エリオット波動の基本原則

①:推進波において3波は1波、3波、5波の中で最も短くはならない

②:推進波の中で2波が1波の始点を超えて修正することはない

③:推進波の中で4波が1波の高値を割り込むことはない


※ここで言う「推進波」とは衝撃波(インパルス) 上記原則を満たしていれば、エリオット波動が成立。

その後の調整波を予測しやすくなります。

上記原則を満たしていても必ずしもエリオット波動の値動きになるとは限らないこともある。


エリオット波動活用シーン 推進波(上昇5波)を見つけることができれば、 その後の調整波(下降3波)を売りで狙うことが可能



エリオット波動の変形型「エクステンション」

エリオット波動は一定のサイクルを繰り返しながら動くが、

そのパターンが崩れ上昇(下降)1波・上昇(下降)3波・上昇(下降)5波のどれか1つの波動が長くなることもありその現象を、エクステンションと呼ぶ。






エリオット波動とフィボナッチ・リトレースメントを用いたトレード戦略

エリオット波動は、上昇トレンドの場合、上昇5波・下降3波と上下に押し目や戻りをつけて上昇します。

フィボナッチ・リトレースメントを利用して高値と安値に線を引き何%くらいで押し目や戻りをつけるのかを把握することができます。


一般的には、23.6%・38.2%・61.8%が多くのトレーダーから意識さる。
推進波の第3波から第4波の戻りを分析
エリオット波動の「ガイドライン」では4波で3波上昇分の38.2%戻ると言われている。

第4波はトライアングルという三角保ち合い型の修正波

ですがその最大の下落幅がちょうどフィボナッチ比率の38.2%と一致。



ここでは修正(ii)波による戻りが、推進(i)波の約50.0%


エリオット波動の「ガイドライン」では

修正2波は推進1波を50.0%または61.8%戻すことが多いと言われています。







1波から5波までの推進波が完成したあとは、その上昇幅の約50.0%の下落で押し目を付ける




インパルスの3波は必ずインパルス




インパルス完成に続く修正の深さの目安に関するガイドライン


インパルスの副次波4波の動いた範囲が修正の目安となる

インパルスの5波が延長した際、延長部分の副次波2波終点が修正の目安


インパルスが完成したあと、目立ったボトムはインパルスの④波が動いた範囲。その後のボトムは延長した⑤波の(2)波終点とピッタリ同じ

インパルス完成後の修正の深さの目安に関するガイドラインと整合することから④のカウントが「優位性がある」と判断できますがその後の展開によって①②③の可能性もあります。



エリオット波動でよく使われる

フィボナッチ比率


インパルス



❶ 1波の大きさを1.000とすると、2波はその0.618を修正する

❷ 3波は1波の1.618倍になるのが理想

❸ 4波は3波を0.382修正する為、1波の1.000に対しては0.618

❹ 5波は1波と同じ1.000となるのが理想






4 波終点の位置でインパルス全体を黄金比率に分けること(黄金分割)も理想







ジグザグ

❶ A波を1.000とすると、B波はA波を0.382から0.786修正する

(0.786とは0.618の平方根ですがフィボナッチ比率ではない)

❷ C波はA波と同じか0.618倍または1.618倍が理想





トライアングル


❶ A波とC波、C波とE波、もしくはB波とD波のいずれか一つが1.000:0.618



フラットの波動同士の比率



❶B波は一般的には A波の1.000

❷ 拡大型フラットではB波はA波の1.236から1.382の比率

❸ 1.236や1.382はフィボナッチ比率である0.236や0.382の率の分A波より拡大

❹ B波は最低でもA波を90%以上リトレースする ❺ C波はA波の1.000から1.650の大きさになるのが目安とされる



 エリオット波動原理では波動同士の比率に関してのガイドライン
ガイドラインは厳格なものではなく
「そのようになるのが望ましい」とか
「そうなることを仮定して予想を立てましょう」
実際にはそのような比率関係が見られないことの方がむしろ多いので
気をつけて参考にしましょう。


ラルフ・ネルソン・エリオットは「自然の法」の中で、強気相場や弱気相場の継続年数が3年や5年、13年、21年といったフィボナッチ数になっている事例を幾つも挙げている ※DVD「エリオット波動原理の基本 vol.3 パンローリング株式会社刊より引用


トライアングルの出現ポイント

❹、⑷ 、e の 第4波の位置によく現れます。。。。。。

トライアングルは修正波ですがインパルスの2波には原則として出現しない。





❶トライアングルのEの位置に出るトライアングルはその後第5波推進波へ、、、、

❷第4波で発生したトライアングルの後は第5波の後に反転する可能性が高くなる、、、、


4波がバリアー型トライアングル。

iv波がノーマルトライアングル(収縮型トライアングル)。


4波の位置にバリアー型トライアングルが出た時点で5波が完成すればこの上昇も終わりの可能性が高いくなります。5波に入りivの位置にトライアングルが出現することでその後の斑点が予測できます。


ジグザグ  → 大きく値幅を修正することが多い

フラット  → 横這いに近い動きになって日柄調整

の役割をすることが多い


インパルスにおいては、、、、


2 波  → ジグザグ

4 波  → フラット


になることがよくある。



ダイアゴナル

インパルスと同じように5つの波で構成されている推進波。副次波である5つの波は基本的にジグザグまたはジグザグの複合形。


 1波と4波が原則として重なるのがダイアゴナルの特徴です。 ダイアゴナルには全体がくさび型(ウェッジ)になっている収縮型ダイアゴナルと末広がりになっている(逆ウェッジ)になっている拡大型ダイアゴナルの2種類があります。




   下値のトレンドラインと上値のトレンドラインが同じ方向を向いています。


2018年10月の高値を付けた時の225CFDの1時間足チャートです。5波の(v)波にエンディングダイアゴナルが出現しています。

エンディングダイアゴナルが完成すると株価はその始点まで急反転すると言われています。







エンディングダイアゴナル終点(V)の始点は(iv)の価格です。

完成後はその始点となる株価までダイアゴナル完成に掛った時間の半分ほどの短期間で急落しています。






  2018年12月から2019年1月にかけての225CFD3時間足のチャートです。 ジグザグの(A)波がリーディングダイアゴナルになっています。その完成後には(B)波によって修正されますが、修正の深さは(A)の5波の途中ほどまでにとどまっています。

リーディングダイアゴナルが完成した後は続くリアクション波によって比較的浅い修正が見られることが多いです。


最もよくあるパターンは、、、、

リーディングダイアゴナルの4波終点までの修正。


インパルスの1波にリーディングダイアゴナルが出現すると

3波は延長する傾向にあります。





①オルタネーション

インパルスにおいて2波と4波に違う波形の修正波が出ることがよくある。

2波にジグザグが出現すると4波はフラットやトライアングルまたは複合修正の可能性が出てくる。




②オルタネーションとは別に、インパルスの2波はジグザグやダブルジグザグに、4波はフラットやトライアングルや複合修正になることがよくある。




③トランケーション(フェイラー)

インパルスの3波が急激に伸び過ぎた動きになった場合、5波が3波の終点を超えられずに終わることがある。

(トランケーションまたはフェイラー)






④チャネリングとスローオーバー

インパルス全体が2つの平行線の中に収まったチャネリング

インパルスの

2波終点と4波終点を結んだ線と、

1波終点と3波終点を結んだ線が

平行になることがよくある。




インパルスでは5波は(図では とナンバリング)僅かにラインを超えている。

(インパルスの5波がトレンドラインを超えることをスローオーバー

しばしば起こる現象でダイアゴナルの5波にもよく見られる。


チャネルラインはの活用

3波まで終了したら1波終点と3波終点を結ぶラインを引き、そのラインと平行な線を2波終点から引きそのライン上を4波終点のターゲットにすることができます。

* 4波が行き過ぎたときは、改めて2波終点と4波終点を結ぶラインを引き、そのラインと平行になるようなラインを3波終点から引きそのライン上に5波終点のターゲットを探ることができます。


⑤波の延長(エクステンション) インパルスにおいて、アクション波の一つまたは二つが、他の波よりも明らかに大きくなることを「波の延長」またはエクステンションと言う。


延長した波はその副次波(その波を構成する波動という意味で一回り小さな波を副次波と言う)が延長しほかのアクション波と同じくらいの大きさになることもある。


   *慎重に観察してナンバリングしないと波動のディグリーの区分の見極めが難しい

 最も延長しやすいのは3波。。。。。。
 3波の大きな延長の場合は、その副次波3波も延することがある。
  

3波の次に延長しやすいのは5波で1波が延長することはほとんどありません。


スーパーサイクル級やサイクル級などの大きなディグリーの波動の5波では

その副次波の3波と5波の両方が延長することが稀にあると言われている。




⑥修正波の深さ インパルスにおいて、2波は1波を深く修正し4波は3波を浅く修正する傾向があります。

2 波が 1 波の大半を修正しているのに対し、 4 波は 3 波を僅かに修正。

*4 波では一つ前の 3 波の副次波 4 波が動いた範囲での修正が起きると言われている。

第4波は、、、、、「一つ前の3波の副次波4波終点」までの修正が起きることがよく観察されています。




⑦黄金分割 インパルスの性質として 4波終点の位置で インパルス全体が黄金分割されることがしばしば観察されている。







⑧波の均等性 インパルス発生時の3波が延長の時に1波と5波が大きさと継続時間の両面で

(どちらか一方だけの場合もあります)

同じ大きさまたはフィボナッチ比率が当てはまるケースがしばしば見られる。



修正波

エリオット波動のジグザグ

ジグザグは5-3-5のパターンが多い。


波動Aと波動Cは同じぐらいの大きさになることが多い。



波動Bは波動Aの50%程度戻すことが多い。


ジグザグが2つ連結したジグザグのダブルというパターンもよく出る。





エリオット波動のフラット

フラット修正波は 3-3-5で構成され、

1 波目が3つの波動構成となる。


フラットは浅いプールバック(戻り)になることが多い


❶  フラット修正は、ジグザグ修正とは異なり、前の波動に対して深く戻してくることはあまりない。
❷  フラット修正波は、修正4波動目に現れることが多い
       (修正2波動目はジグザグ系がよく現れ深くプールバックすることが多い)

❸  衝撃波延長波の副次波2波動目はフラットが現れることがある。
❹  拡大フラットは修正2波動目に現れ深くプールバックしてくることもある。

フラット修正波は展開が読み難い


修正波の1波目が5波動構成  → ジグザグ系

修正波の1波目が3波動構成  → 展開がとてもイメージし難い


上昇トレンドの修正の例






エリオット波動のトライアングル

トライアングルのパターンは通常第4波かB波で出現。

トライアングルを形成する波動は3-3-3-3-3の波動に分解できる。


トライアングルはトレンド方向への最後の上昇(下降)の直前に起きやすい。⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

A→B→C→D→Eの後トレンド方向に再ブレークアウトの後にトレンド転換が起こりやすくなる。第4波がトライアングルとなり、その後、トレンド方向に最後の第5波が出て反転するパターンが多く見られます。






e 波はチャネルラインをブレイクしたり、届かないこともある。。。。。。


② e = c × 0.618 d = b × 0.618

c = a × 0.618




エリオット波動・・・・実践に活かせる情報


FXや株の投資家  戦略を追求するサイト





ブレイク後の展開を見極める、、、、




* 上図の右は拡大フラット

* 左は推進波の副次的な波


* 左図は衝撃波でブレイクしていますが、その後5波で下降しジグザグ 5-3-5 となり c波より開始される逆方向の衝撃波の可能性が出てきます。








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