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執筆者の写真Uehara Tonny

ウィリアムズ%R

更新日:2022年1月10日


1.ラリー・ウィリアムズが開発 ウィリアムズ%Rは、世界的トレードコンテストで優勝するという、輝かしい実績を持つ著名投資家ラリー・ウィリアムズが開発したテクニカル指標。一定期間の最高値と最安値の範囲を基準に、直近の終値が相対的にどの水準にあるかを示します


ストキャスティクスの%Kに近い。

ストキャスティクスの%Kは当日終値との差を求めるのが最安値を使用

%K=(当日終値-過去n日間の最安値)÷(過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)×100

ウィリアムズ%Rは当日終値との差を求めるのが最高値

ウィリアムズ%R=(当日終値-過去n日間の最高値)÷(過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)×100


期間21   EMA 13

ブルーライン %R

ライとブルーライン EMA








ウィリアムズ%Rとストキャスティクスの%Kの比較





ストキャスティクスの%Kが0(下限)~100%(上限)の範囲で表されるのに対して、

ウィリアムズ%Rは-100(下限)~0%(上限)の範囲で表す

期間14 のウィリアムズ%Rと、同期間のストキャスティクスの%Kを並べたものです。ほぼ似通った推移をしている。




ウィリアムズ%Rの見方


一般的なオシレーター系指標は0~100%の範囲で値を取り、数字が小さいほど売られ過ぎ、大きいほど買われ過ぎと判断しますが、ウィリアムズ%Rは-100~0%の範囲で値を取るため注意が必要。

ウィリアムズ%Rでは、、、、、、

-80%以下      → 売られ過ぎ

-20%以上      → 買われ過ぎ

                 ( -90%と-10%を基準にする考え方もある )






1,,,,,,,,【フェイラー】 


  ウィリアムズ%Rが-80%(-90%)に達せず反転  

      ⇩⇩⇩⇩⇩⇩
売られ過ぎまではいかなかったが、、、、、

価格が上がる可能性が高い→買いを検討



ウィリアムズ%Rが-20%(-10%)に達せず反転

      ⇩⇩⇩⇩⇩⇩
買われ過ぎまではいかなかったが、、、、、、

価格が下がる可能性が高い→売りを検討

    * フェイラーは文字通り「失敗」を意味






2,,,,,,,,【時間を加味した売買戦略】

日足において、以下のルールで、買われ過ぎ/売られ過ぎからの逆張りを狙います。


- 100%や 0 %という数値は激しい買われ過ぎ/売られ過ぎによって出現する。

      ⇩⇩⇩⇩⇩⇩


 その過熱はが5日ほど経って薄らいで来る可能性が高い。

-100%や0%という数値はそう簡単に出ない

      ⇩⇩⇩⇩⇩⇩

   売買を仕掛ける




① 買いシグナルウィリアムズ%Rが-100%に達する。。。。
           ⇩⇩⇩⇩⇩⇩
    5日後の動向を確認する

            ⇩⇩⇩⇩⇩⇩
  - 95%を下回っている
            ⇩⇩⇩⇩⇩⇩  
    買い注文を仕掛ける

② 売りシグナルウィリアムズ%Rが0%に達する。。。。
         ⇩⇩⇩⇩⇩⇩
    5日後の動向を確認する

             ⇩⇩⇩⇩⇩⇩
   - 5%を上回っている
             ⇩⇩⇩⇩⇩⇩
        売り注文を仕掛ける



*  他のオシレーター系指標と同様に、

ウィリアムズ%Rではダイバージェンス(価格とオシレーターの方向性の逆行)

を判別し相場の反転の予測にも活かせます。






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