これは、ドル円の週足チャートです。2011年11月のボトムから2015年6月のトップまでのカウントを追ってみます。
③波が延長
「波の均等性」のガイドラインによると、3波が延長すると。。。。
1波と5波が同じくらいの大きさになる
ここでは①が⑤に較べて随分小さくなっている
①は5波動で構成だが
3波動になっている
インパルス2波にトライアングルは出ない
⑤の(2)はトライアングル
①が3波動に見える問題は、始点を少し右に移動。
直前の波動がフェイラーになったとカウントできるか確認。
さらに、⑤の(2)がトライアングルに見えたことは、次のようにカウントを変えることで解決しました。 図95
① 全体がジグザグ
(ジグザグのⒷ波はトライアングルになることはよくある)
② ダブルジグザグ
③ Ⓨ波に較べてⓌ波が随分と小さいが波動原理に当てはまる
この①②③パターンが考えられます。
(w)波がジグザグ、(y)波がトライアングルのダブルスリーでエリオット波動原理のルールやガイドラインに即し、⑤の(2)はトライアングルであるとは限らないので④のパターンも考えられます。
❶ カウントする際には大きな波動を構成する副次波の一つ一つを拡大してエリオット波動原理のルールやガイドラインに適合しているのかを確認。
❷ 副次波がエリオット波動のルールで決められた波形になっているのかは要確認。
❸インパルスの3波なのにそこがインパルスになってないカウントは要確認。
インパルスの3波は必ずインパルス
インパルス完成に続く修正の深さの目安に関するガイドライン
① インパルスの副次波4波の動いた範囲が修正の目安となる
② インパルスの5波が延長した際、延長部分の副次波2波終点が修正の目安
インパルスが完成したあと、目立ったボトムはインパルスの④波が動いた範囲。その後のボトムは延長した⑤波の(2)波終点とピッタリ同じ
インパルス完成後の修正の深さの目安に関するガイドラインと整合することから④のカウントが「優位性がある」と判断できますがその後の展開によって①②③の可能性もあります。
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