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  • 執筆者の写真Uehara Tonny

パラボリック SAR

パラボリック SARとは? 「パラボリック」を翻訳すると、放物線という意味.。パラボリックはチャート価格の上下に放物線上にSARを描画している。 SAR、パラボリックや Parabolic SAR の名称で登録されている。

SARは、、、、、、、
上昇トレンドのとき。。。。。価格の下に表示
下降トレンドのとき。。。。。。価格の上に表示

SARの表示されている位置でトレンドの状況を把握することができる。

実勢価格が抜けると反転の勢いが強まると予想される水準にSARが表示


      ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

① 損切り注文の水準を検討できる

② 流れの転換を狙ったエントリーの水準を探ることができる




価格がSARに到達した場合は、トレンド転換とみなし、SARの位置が上下に入れ替わり、トレンドの転換を示します。




SARはストップ&リバースの略、、、、、、、

上昇、下降のいずれかのトレンドが終了するのに合わせドテンのサインを出し続ける。


ドテン注文とは、現在保有しているポジションを決済すると同時に、
これまでとは逆のポジションを持つことです。

 例えば、
2万ドルの買いポジションを保有している場合に、、、、、
4万ドルの売り注文を行う。。。。。


      ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
2万ドルの買いポジションを決済し、
同時に新規の売りポジション2万ドルを保有


①トレンド転換最初の足のSAR SARの最初の足は転換前のトレンドの

最高値・最安値。

②トレンド転換後2本目以降のSAR SAR=前の足のSAR +

      AF × (EP-前の足のSAR)




転換前の最高値、最安値を最初のトレンド転換の目安としている



【トレンド転換後、最初のSARのイメージ】 SARからトレンドが続くにつれてSARの位置はトレール(トレンド方向にスライド)


2本目以降の数式を用いて、トレールする幅を計算。

「AF」。。。。。加速因子

加速因子とは初期値・増加分となる数値と最大値を設定。

初期値から最大値になるまで増加分を足していく。

* 初期値は増加分が0.02、最大数の0.2
(トレンドが転換すると、初期値の0.02に戻る。)

0.02からスタートし、ローソク足が1本進む都度、0.2になるまで、0.02ずつ数値増えていき、トレンドが転換すると0.02に戻り、再度、加算が開始

「EP」。。。。。。前の足までの最高値・最安値 上昇トレンド中は最高値、下降トレンド中は最安値を用いる。


2本目以降のSAR=前の足のSAR+AF×( EP-前の足のSAR )


① SARに0.02ずつ増加するAFと(最高値-前の足のSAR)を掛けたものを足したものを次のSARとして表示。

価格が高値を更新しなくても、SARはAFが増加。
高値を更新すると、SARの位置が高値更新分も併せて、より大きく上昇する。

注意
*上昇トレンド中のSARは上昇することはあっても低下することはない。
*AFの増加により、トレンドが続くにつれ、SARの上昇の加速割合が増えていく。
下降トレンド時も同様になる。


❶ パラボリックは比較的大きなスイングが続くような相場や長期的なトレンドが発生するような相場では効果を発揮する。


❷反面で、比較的狭いレンジで上下動を繰り返すような相場ではダマシの発生率が高くなるので効果的には使えない。



【パラボリックが比較的うまく機能したケース(比較的大きなスイング)】



【パラボリックがうまく機能しなかったケース(狭いレンジ内での推移が継続)】

常に上昇トレンドか下降トレンドのサインを出し続けるタイプのインジケーターのため、機械的にこのインジケーターの通りに売買をしてしまうと、狭いレンジ相場となった際にうまく機能しない。







エントリーのタイミングを計る際に使用する場合は

❶ 大きな時間軸のチャートと合わせて分析

❷ 大きなトレンドの方向を確認

❸ 直近の高値、安値などを要チェック

❹ トレンドとボラティリティを確認しながら使用


他の判断材料も併せて使用し精度を上げる必要がある。


決済のタイミングを計るためだけに使う


トレンドができると、、、、
①     トレンド方向に追随しながら、徐々に価格に近付いていく動きとなる。
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トレンドが発生した際は、良いタイミングで利益確定できる可能性が高まる。


②      直近の高値、安値から緩やかにトレールしていくため、、、、、
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SARの水準は損切りの水準を考える上でもよい目安となる。



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