top of page
検索
  • 執筆者の写真Uehara Tonny

1年を通しての相場の傾向



1年を通じて

為替相場には毎年特定の時期のイベントや流れに影響を受けます。


ドル/円 の場合は  8月と2月は、、、、       円高になりやすい 


日本の投資家が保有する米国債の利払いが行われるため、それらを円に替える動きがあるからとされている。



特に8月は、、、、、、

夏季休暇で市場参加者が少ないため、円高トレンドが激しくなりやすい。


円安になりやすい時期。。。。4月と10月

日本の投資家の新たnあ参入が増えて、外貨資産への投資を増や傾向があると言われている。2月8月の変動に対する調整も入ってくる。



1月

「1月効果」などと呼ばれる動きがある。 新たなトレード戦略で相場に取り組む投資家が増加しやすい。

1月はその年の最高値・最安値となる場合が多く、

1月のトレンドがその年のトレンドとなる場合が多い。



2月

「節分天井、彼岸底」などと呼ばれる動きがあるが

この20年では目立った傾向はありません。

最近は。。。1月の動きを引き継ぐことが多い。


日本の投資家が保有する米国債の利払いが行われることは念頭に入れましょう!




3月

東証に上場している会社の7割近くの企業の3月決算。

決算に向けた外貨を円に換えるレパトリエーション(Repatriation)がある。


円高圧力が高まりやすい


投資資産の手仕舞いや、輸出企業のドル売り・円買いが出やすくなる。




4月

新たな投資が増加傾向。。。。

ゴールデンウィークで海外旅行用のドル需要も高まる、、、、、


年間でもドルが高くなるやすい月




5月

「Sell in May:5月に株を売れ」

主に株の話ですが、株が売られて安くなり。。。。


ドル安・円高圧力が強まる。

米ヘッジファンドの「45日ルール」によって

ヘッジファンドの解約を決算日の45日前までに通知する必要がある、、、、


そのため。。。。

解約が増加の可能性が起きる。


米ヘッジファンドは6月と12月決算が多い、、、、、

6月決算の45日前となる5月に「45日ルール」が高まる。




6月

3月決算企業の第1四半期決算。。。。。。


3月ほどではありませんが、決算期の傾向あり。。。。

決算に向けた外貨を円に換えるレパトリエーション(Repatriation)



7月

アメリカでは、バカンスに入る前にボーナスで株を購入する投資家が増加


7月4日の独立記念日から9月第1月曜日のレイバー・デー

まで、株が上昇しやすい。


アメリカ株が買われて上昇により、、、、


⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

日本株も上昇する傾向


⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩


円安圧力が働く




8月

「夏枯れ相場」

7月、8月はサマーバケーションを取る機関投資家が多い


⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

取引量が減少します。



2月と8月は、アメリカでは国債大量償還の月


利息や償還したアメリカ国債を日本円に換える動きがある。。。。


円高圧力が高まる。。。。。




9月

3月決算企業の中間決算


3月ほどではありませんが、その他の四半期に比べると

レパトリエーションの動きが大きくなる。




10月

9月の流れが続きやすい。

20年間の傾向としては、1年で最も円高になっている




11月 ポジションの整理が行われ、年末に向けての動き


5月同様に、12月決算ヘッジファンドの「45日ルール」による取引も起こる





12月 12月は荒れやすい


❶ 欧米では長期のクリスマス休暇を取る


   ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

    市場参加者が減少



❷ アメリカでは12月決算企業が多くなる


   ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

休暇前に利益を確定させて1年を締める。。。。。


   ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

閑散とした市場に手仕舞いの動き、、、、


   ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

     急激な変動

    市場は荒れやすい



❸アメリカの投資家は円を筆頭に外貨を売って米ドルを買い



   ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

     ドル高要因 このような1年の流れの中に、、、

米国を筆頭として、各国々の金融政策・雇用統計・経済政策・各指標や発表・社会情勢などが影響を与えて、テクニカル指標や分析に反映する動きが生まれ。その分析内容が相場の動きに更なる変化を与えていきます。


最後に。。。。

1日での簡単なポイントをおさらい


ドル/円に関して。。。





◉日本時間(以下同)の9時55分の値動きには注目


「仲値」と呼ばれる為替レートが決まる。

(個人向けを含め、顧客が銀行などで外貨を売買する際に使われる基準レート)


日本の輸出企業や輸入企業などは、この仲値に近いレートで取引を行う傾向がある。

   ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

9時55分にかけては企業による取引が活発化




決定後は、、、、、


それまで発生していたトレンドが終了

   ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩


   反転する可能性が高い


円安トレンドと思って9時55分直前に外貨を買うと、高値づかみや、、、、
円高トレンドと思って9時55分直前に外貨を売ると、安値づかみ
になることが起こりやすい、、、、、、

◉17時前後と午前1時にかけて、、、

(夏時間の場合は16時前後と24時)


「ロンドンフィキシング」ロンドン市場版の仲値が決まる時間。


①16時前後は欧州の投資家の取引が活発化


②24時にかけては米国の投資家


※欧米勢はトレンドに逆らわない「順張り」の売買を行う傾向


   ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩


  値動きが大きくなりやすい


閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示
まだタグはありません。
bottom of page