「一目均衡表」とは、、、、
「基準線」「転換線」「遅行スパン」「先行スパン1」「先行スパン2」
の5本の線によって表されたテクニカル分析です
転換線:過去9日分のローソク足の高値と安値の中間値
(ブルーライン)
基準線:過去26日分のローソク足の高値と安値の中間値
(グリーンライン)
遅行スパン:終値を26日過去にずらした線
(ピンクライン)
先行スパン1:当日の転換線と基準線の中間値を26日未来にずらしたもの
(レッドライン)
先行スパン2:過去52日分のローソク足の高値と安値の平均値を26日未来にずらしたもの
(イエローライン)
雲:先行スパン1と先行スパン2に囲まれる部分を「雲」と言う
(グリーン背景)(レッド背景)
「雲」の特徴 ① 上値抵抗線(レジスタンスライン)として機能。
② 下値支持線(サポートライン)として機能す。
③「雲」にぶつかるとチャートが反発しやすい。 ④「雲」を実勢レートが抜けると強いトレンドが発生。 ⑤「雲」に実勢レートが入り抜けると強いトレンドが生まれやすい。 ⑥「雲」の厚さが抵抗の強さを表す。 ⑦ 厚い「雲」は突き抜けると強いトレンドが発生。 ⑧ 薄い「雲」は抵突き抜けても弱いトレンド発生。
「雲」が厚い→強いトレンド相場
「雲」が薄い→レンジ相場
・基準線 相場の中期的な方向性を示します。
たとえば、過去26日間の期間最高値が100円で最安値が90円だった場合は95円が基準値となり、この基準値を結んだ線が基準線となる。26という数値は一目均衡の基本数値で、原則、固定して使われます。
・転換線 相場の短期的な方向性を示します。基準線と同様に、最高値と最安値を足して2で割った数値を結びます。この9という数値は基本数値で原則、固定して使われます。
・先行スパン 先行スパンは現在の値動きが未来にどのような影響を及ぼすのかということを2本の線(先行スパン1、先行スパン2)を使って表したものです。2つの線の間を塗りつぶすことで「雲」と呼ばれる帯状のエリアとなる。
一目均衡表の「雲」は、相場の将来予測において非常に注目されやすい。
・遅行スパン 遅行スパンは一目均衡の中で最も重要な要素。当日の価格と26日前の価格を比較できます。
テクニカル分析の一目均衡表では、
基本数値「聖なる数」として「26」が重要視されています。地球の赤道が 26 日間で
一回転する自然の摂理が、相場も支配しているとの見立てからの説です。
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